<なぜアメリカの大学に行こうと思ったかけ>
私がアメリカの大学に留学するきっかけとなったのは、以前に理学療法士として3年間働いていた職場(病院)の上司の言葉がきっかけでした。その上司には、仕事終わりによく食事に連れて行って頂きました。その時に上司は『これから日本の理学療法士はもっと増えてくるから、何か自分の武器になる専門性に特化したものをが必要となってくるよ』と言われました。それを聞いたのがまだ私が職場で働き初めて1年目の時でした。働き始めの時は、自分の専門性は何にすべきかなど考える余裕はありませんでした。しかし、少しずつ仕事にも慣れてきてから、何が自分にとって武器となるだろうと考えました。私はスポーツに関するリハビリに元々興味があり、特に私自身野球をしていたのもあり野球に関するリハビリに以前からとても興味がありました。病院でも野球をしている学生をリハビリしていました。そして、私はスポーツ、特に野球に関して専門性を貫こうと思いました。ただ、野球・医学を学ぶなら野球の本場のメジャーリーグで働きたいと思い、またアメリカで医学を学びたいと思いました。以前からメジャーリーグが好きで、以前読んだスポーツの記事にボストン・レッドソックスは故障した有名選手を獲得し、リハビリさせ多くの選手を競技に復帰させていると言う記事を読んでしっかりしたメディカルスタッフがいるんだなと思った事が記憶にあったのと、松坂大輔選手がメジャーに移籍する際に高校時代とNPB時代にどのくらい試合に登板してきたか、どのくらい投球してきたかを分析して獲得したと言うのも聞いていました。そのため、ボストン・レッドソックスは選手の管理がしっかり行き届いているというイメージがあり、この球団で働きたいと思いました。また、マイナーリーグでは、アスレチックトレーナーが新人選手にウォーミングアップからクールダウン・身体のケアの仕方まで選手自身で出来るように教育し、その選手の成績も関係すると思いますがメジャーに上げるという事も聞いていたので、マイナーリーグで新人選手に指導したいなというのもありアメリカでアスレチックトレーナーを目指す事を決めました。しかし、アメリカでアスレチックトレーナーとして働くためには、アメリカのアスレチックトレーナーの資格が必要でした。そのため、インターネットを使って色々な大学をチェックし、色んな方々に相談して今の大学に留学する事を決意しました。
【留学日記】<トロイ大:鳥倉さん>1

<実際に渡米してみてどうだったか>
渡米し始めはとてもストレスの多い毎日でした。ネイティヴの方々が話すスピードが速くて何を言っているのか聴き取れなかったり、英語もほとんど話せない状態だったのでコミュニケーションもうまく取る事が出来ませんでした。また、自分の英語力に自信が無いのに加えて自分の英語が相手にどう思われるか考えてしまい、なかなか自分から話しかける事が出来ませんでした。(今思うと、自分が考えていた事がとても恥ずかしいですが笑)しかし、そんな私を助けてくれる友達ができ、気にかけて下さる先生にも出会い、そして家族にも支えてもらい、今に至っています。渡米してより周りの方々に支えられている事を実感し、感謝しています。現地の方々は、見知らぬ人でも目が合ったら挨拶をしてくれますので、来た当初はとてもびっくりした事を覚えいます。食に関しては、やはりカロリーの高いものが多いです。私は、寮を利用していましたので大学の学食を利用していましたが、半年で7kgも太ってしまいました。そのため、やはり自炊するのが一番かと思いました。

<過去1年間の留学生活を振り返ると>
過去の1年間は、半年間ESLで英語を学習し、その後の半年からは大学で講義を受けていました。アメリカに来る前までは、あまりESLに対して良い情報を聞いていませんでしたが、私としてはESLの先生方もとても優しく、大学の講義を受ける前に行って良かったと思っています。もちろんESLでは、ネイティヴの生徒とは知り合う事は出来ませんが、他国の友達を作る事が出来ましたし良かったです。ただ、自分の英語の出来なささを痛感させられた場所でもありますが、私にとっては英語を勉強する上で良い環境でした。大学の講義を受ける前に自分はついていけるのか心配でしたが、努力と友達の助けもあり良いスコアも取る事が出来たと思います。英語で授業を学ぶ難しさを痛感していますが、努力をすればついていけると言う事が分かったので、これからも継続していき、勉強方法も工夫して取り組みたいと思います。
【留学日記】<トロイ大:鳥倉さん>2



<勉強面はどうだったか。成績をキープするためにやっている事は?>
私が講義を受ける際には、必ずレコーダーで講義を録音しています。今でも分からない単語が多く、何を言っているかを十分に理解出来ていない時があるので、復習する際に録音した物を聴き、分からなかった部分を補っています。それでも分からない単語がある場合は、友達に聞いています。勉強の効率で言えば悪いかもしれませんが、分からない単語を学べる良い機会だと思いますし、勉強内容と合わせて覚えられるので記憶に残りやすいと思いますので、今でも継続して行っています。他に私が継続して行っているのは、クラスで1人でも良いので友達を作る事です。授業内容の情報交換や、授業内容の書き取りに漏れがあったりした際にノートを見せてもらったりしています。私はNote takingがとても苦手なので、とても助けて頂いています。また、そのクラスの教授に分からない事を聞きに行く事です。そのクラスの教授に聞きに行けば、ほとんどの方は丁寧に説明して下さるのでとても助かっています。あとは、必ず復習を行うようにしています。そのクラスにもよりますが、週に1回のペースでテストがあったり、小テストを不意に出される事もあります。それらのテストは、もちろん成績に関連して来ますし、期末テストは膨大な量を勉強する事になるので、復習を繰り返して記憶し期末テストにも備えるようにしています。予習も出来る時間がある時に取り組むようにしています。

<今後の目標と将来どこを目指すか?>
私の短期的な目標としては、勉強を継続して良い成績を残す事、インターンシップを経験する事、そしてアスレチックトレーニングプログラムに所属するための面接に合格する事です。最終的には、NATA認定のATCになり、スペイン語を習得し、以前から働きたいと思っているボストンレッドソックスのチーフトレーナーになる事が最終的な目標です。これらの目標は決して簡単ではありませんし、これからも困難な道が待ち受けていると思います。しかし、自分の目標を達成する為に努力し続け、また貴重な経験をさせてもらっている事に感謝し、人生を楽しんでいきたいと思います。
【留学日記】<トロイ大:鳥倉さん>3



<留学を目指す後輩へのメッセージ>
多分留学しようと考えている方は、高校卒業後・大学在学中に編入・大学卒業後に留学する方がほとんどではないかなと思います。私が留学を決意したのは、26歳の時です。何人かの知り合いに、何で今の時期なん?とか今更?と言われました。確かに、他の方々に比べると時期的には遅いかもしれませんし、以前の職場もとても好きだったので本当に辞めて留学すべきなのかも考えました。しかし、高校時代に悔いに残っている事があり、未だに引きずっています。そのため、今回もきっと留学しなかったら今後後悔するだろうと思いましたし、後悔したくないと思い、両親を説得して留学を決意しました。私は留学して後悔していませんし、こんな貴重な経験をさせてもらっている事に感謝しています。そのため、留学はとても人生にとっていい経験にもなると思いますし、何の為に留学するのか目標が定まっているのなら留学するべきだと思います。私自身も海外で勉強する事は簡単な事ではない事を痛感していますが、お互いに後悔のないよう目標に向かって努力していきましょう。

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