今日は実習がお休みで、授業2コマのみでした。

授業の合間には、プログラムディレクターのDr.Suanne、クリニカルコーディネーターのDr.Wiseのオフィスを訪問し教授側から見た日本人留学生の印象、今後のアメリカのアスレティックトレーニング教育のシステムの変化について質問をしました。今後数年後には全米のATプログラムは学部での教育から全面的に大学院での教育に移行するため、留学にあたっての留意事項などをアドバイスしていただきました。
小西君】研修レポート<9日目>1



Clinical Coordinator- Dr. Wise Kimberly

夜は、BSUのプログラムの特徴とも言える、Emergency Medical Technician Trainingに参加。スポーツ現場に限らず、事故現場・薬物過剰摂取・内科疾患の緊急時対応など多岐にわたる現場での救急処置を学べるこの授業。今回は、上肢・下肢のスプリント、スパインボード、CPRとスポーツ現場に近い内容でのLab!小西くんにとっても初めての経験だったらしく(スパインボーディングは前回上肢・体幹の授業でも経験済み)、とてもいい機会になったようです。

通訳なしで、クラスメートと身振り手振りで練習する小西くん
小西君】研修レポート<9日目>2



これは主に、自動車事故など、座位の患者さんに対するスパインボーディングの練習です。頭頸部の固定を行う人(青いパーカー)は、ボードを身体にしっかりフィットさせるため、爪先立ち+前傾姿勢を維持し続けなければならず、かなり大変です。
小西君】研修レポート<9日目>3



大腿骨骨折時のトラクションスプリントを体験!
小西君】研修レポート<9日目>4



Bag Valve Maskを用いた呼吸補助。この写真では、マスクの持ち方が違いますが、この後ちゃんと練習直しました。
小西君】研修レポート<9日目>5



肘の怪我に対するスプリント

一度日本語で一通り再確認をし、最後は、英語のみで実際にパートナーとコミュニケーションをとりながらスプリントをする練習をしました。患者さんに対してかける言葉もしっかり練習 。

夕方6時から9時半までという、3時間半の長丁場の授業で、最後には疲労の色をのぞかせていましたが、積極的に学ぶ姿勢は最後まで継続していました。

ここからは中間テストに入るため、授業は明日の1コマを残すのみ。この2週間、授業は耳では理解できなくても、目と身体でしっかり学んでいました!

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