運動部がNCAA1部リーグに所属するMiddle Tennessee State Universityのアスレチックトレーナー学部で短期研修に参加した山﨑さんより体験談を提てもらいました!
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Q1. 日本と米国のトレーナー事情について違いはありましたか?
「トレーナーの地位が違いました。実力主義でありエビデンスのないものはアプローチに取り入れない部分など 徹底していると感じました。その分、責任感があり結果を出しているからこそ学生トレーナーとうい職業が 成立し、それで食べて行けるのだと思いました。また、いい意味で周りを重んじず、我が道を突き進む感じが日本人の文化とは違う感じがしました。さらに、選手をとりまく環境、特に設備やスポンサーなどが整っており夢のような世界と感じました。」
Q2. 研修を通じて刺激を受けた部分はありますか?
「具体的にはコンディショニングのアプローチ方法についてです。まず選手を毎日サポートできる 体制は日本にはありません。日本のように病院や整骨院などでお金を払って時間も決められて治療を受けるのではなく、タイムリーにサポートできる体制であり、真の意味でコンディショニングができると感じました。あとは、物理療法機器の使用方法が感動しました。」
Q3. ここは日本の方が勝っている、という部分はありましたか?
「食事を残さない、礼儀作法、道具の扱い・手入れなど、直接的にはパフォーマンスには 関係ないところかもしれません。食生活もです。(金銭的な理由もあるとは思いますが)」
Q4. これは日本で取り入れたい、と思ったシステムやプログラムはありましたか?
「物理療法、トレーニングの細分化(ストレングス、アジリティ、スタビリティなど)、ピリオダイゼーションの徹底(週単位で)。」
Q5. 研修全体の感想をお聞かせください
「毎日が刺激的でした。人生の中で大きな経験の一つと確実になりました。 私は、日本の院内外で診療やサポートをしている一人の患者さんや選手に還元でするために本物を見たいと考え参加させていただきました。今回の経験をまずは、患者さんや選手、さらには、同じ職種の方々にも伝えて
いきたいと考えています。この度は、ありがとうございました!」
理学療法士 山﨑 竜司
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